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あなたは商圏の平均年収や行動範囲を理解して活動してますか?

2021年10月25日

何かを始める際にはまず、事前準備が必要である。ということは、以前の記事から度々お話してきたかと思います。

そうです、事前準備=サービス設計には3つの視点がありましたよね。すなわち3C分析の方程式です。

  1. 自分視点
  2. 競合視点
  3. 顧客視点です。

本日は3つめの、顧客視点について掘り下げていきます。

マーケットの理解を深めよう

ジムや拠点が決まっている場合は、活動を行う拠点から半径10Km圏内のジムや健康産業(ヨガ含め)を調査します。

10Kmとは拠点から車で約15分〜20分程度の範囲になります。

また、そのようなジムや健康産業企業がどのようなサービスを提供し、誰をターゲットにしているのか、理解を深めましょう。

商圏調査については、周辺エリアの人口データ・世帯構成や年齢層・ライフスタイル・平均所得・移動手段・消費動向・競合や関連企業を調査し、出店後の戦略に・あるいは拠点がまだ定まっていない場合は拠点を決める際にも活用できるでしょう。

抑えるべき3つのポイント

  • トレンド・・・現在のトレンドや時代の流れはどのように変化しているか?
  • 顧客価値・・・お客様はどのようなところに価値を感じて、どのような事を求めているか
  • 行動範囲・・・お客様の行動範囲はどのくらいで、移動手段は何を利用するのか?
上から見た街

商圏調査、その方法とは

ここまでに拠点周辺の調査が重要だとお伝えしてきましたが、ではその方法とはどんなやり方があるのでしょうか。

主にデスクリサーチフィールド調査の組み合わせになります。

デスクリサーチでは、市区町村の人口データ・駅の利用者数など、公開データを元にエリアの絞り込みを行います。

次にフィールド調査では、実際に現地に足を運びます。

数値データだけではなく現地の印象や景色、雰囲気などから得られるものが多くあるからです。

そして商圏内の移住者について、一人暮らしか家族層か、世帯年収はどの程度か、移動手段は何か(車の所有率・バス利用)など実際のライフスタイルに関して、現地での街頭調査・アンケートをポスティングし回答を募りデータを作成します。

さらに出来れば、拠点となる場所の前をどのような人が歩いているのか・どのような車が通るのか、年齢や性別はどうか、平日と休日また曜日によってどう変わるのか、人の流れのデータも集められると良いでしょう。

最後に

以上のことから、周りの環境やニーズ(商圏)に合わせたサービス提供は、事前準備においてとても重要です。

またビジネスにおいて、提供する側がいれば必ず受ける側が存在しなければならないですよね。

ターゲットを明確にし、他社(他者)との差別化を行い自身のサービスの強みを明確に、そしてマーケットを理解し求められるサービス提供、これらを3C分析を通して見出していきましょう。

それが出来れば、次の集客に繋げるためには何が必要なのか・何をすれば良いのか、自然と答えが見つかるでしょう。

3C分析の他2つの視点については、関連記事に表示されておりますので、ぜひご覧頂ければと思います。

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栁下夕稀

Yuki Yanashita

三人の子供を育てながら、フリーランスでピラティスのトレーナーをしております。 三人目妊娠期間中に夫をくも膜下で亡くし、一人で育てると覚悟してからは身体・健康について深く考えるようになりました。そこから自身のトレーニング・スタジオレッスン等を通し、”フィットネス”に出会い、体の健康だけではなく心の健康も取り戻すことが出来ました。 フィットネスには人生の大きな壁も乗り越えられる力がある事を実感し、感謝の意を込め何か自分に出来る事はないかと思うようになった頃、会社員兼ジム経営者の島田隆則さんとご縁があり、このGIMMYに携わらせて頂くことになりました。 島田さんを始め、GIMMY運営の方々・トレーナーの方々が経験してきた事実・資料をもとに記事をまとめております、どうぞ宜しくお願い致します。

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