”コンセプト” ビジネスでよく使われる言葉であり、よく耳にするかと思います。
ではコンセプトとはなんでしょう?
単純に英単語の「concept」を和訳すると概念・発想・構想などの意味があり、物事に取り組む際の姿勢や方針のことを指します。
より具体的にいうと、サービスを「誰のために」「どんな価値を提供するか」を一言で定めたものであると言えます。
本日はこのコンセプトがなぜ重要であるか、またどのように設定をしたらよいかについて解説していきます。
目次
コンセプトの重要性
ビジネスを始める際に考えるべきことは、商売として成功させるための戦略です。
その一つにコンセプト設定があり、サービス運営時の全体方針としての役割を担います。
全体方針を決め、サービスの基準を設けることは運営の計画を立てることにとても効果的です。
サービスの基準=ブレない考えと捉えてください。
コンセプトを設定することで、ターゲット・サービス内容・内装や空間・金額設定・集客方法など、あらゆる計画を立てる際にブレることがなくなるでしょう。
具体例
ダイソンの有名なコンセプト ”吸引力の変わらない、ただ一つの掃除機”
掃除機を売り出す各メーカーそれぞれに、売りにしているポイントは様々あると思います。
軽さ・持ち運びや収納・コードタイプかコードレスなどなど。
そんな中ダイソンは、掃除機における「吸引力の低下」という問題点に着目したコンセプトを打ち出しています。
吸引力、これを核とし、ここからブレることの無いコンセプトですよね。
製品の質の良さを極端な表現で伝えることで、ユーザーの課題の解決と高機能であるというイメージを定着させることに成功したのではないでしょうか。
コンセプトの設定方法
①誰のためにどのような価値をどうやって提供するのか
誰のためにというのはターゲットに当たりますね。ここで大事なのが、しっかりと絞り込むことです。
”皆に喜ばれるもの”一見多くの人に届けられそうなイメージですが、これは軸としては中途半端になりがちです。
従って”誰にも響かないもの”になってしまうと考えられます。
そのため全体の母数は減ったとしても、絞り込む事でそのピンポイントのターゲットに響くものとなり選ばれやすくなります。
誰のためにが設定出来たら、その後は5W1Hで考えましょう。
when (いつ)・where (どこで)・what (何を)・why (なぜ)・who (誰に)・how (どのように)
②ユニーク性があるか
モノではなく価値を提供することを意識しておきましょう。
その上で競合には無い価値があるかどうか、いま一度確認しましょう。
③サイレントマジョリティを代弁しているか
顧客が気づかない願望や不安を感じ取り把握して、価値提供・解決できているでしょうか?
④自身のコアと共鳴している
これから始めるサービスに対して、自分自身が心からワクワクしていますか?
まとめ:コンセプトを明確にし、愛されるサービスへ
いかがでしたでしょうか。
個人的なお話ですが、私の好きなコンセプトに
スターバックスのブランドコンセプト”Third Place"(家庭でもなく職場でもない第3の空間)があります。
コーヒーの提供だけでなく、安らげる場所を提供するというのを大切にしています。
リージョナル ランドマークストア(コンセプト店舗)その地域の文化を象徴した店舗を各地にオープンしたり、Free Wi-Fiの先駆けとも言われています。
このような居心地の良さの提供により、多くのビジネスパーソンにも愛されるような場になったのではないでしょうか。
色んな企業のコンセプトをリサーチしてみるのも一つの手段でしょう。
色んなアイディアがありワクワクしてくること間違いなしです!
さっそく実践してみましょう。
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