みなさん、”ペルソナ” という言葉をご存知でしょうか?
マーケティングに携わっている方・またこれからマーケティングを行おうとしている方であれば、一度は耳にしたことがあるかと思います。
また以前の記事で、サービス設計の重要性と、それに対するターゲット設定の重要性についてお話をさせて頂きました。
ではここで、ターゲットとペルソナの違いを正しく理解できているでしょうか?
本日はこのターゲットとペルソナの違いと、ペルソナ設定の重要性について解説していきます。
目次
それぞれの違い
ターゲット
ターゲットとは、サービスを利用すると想定されるユーザーのことです。
年齢・性別・既婚未婚・職業・年収などの性質でセグメンテーション、つまり不特定多数の顧客を分類した人の集まりのことを指します。
ペルソナ
そしてペルソナとは。
ターゲットの中でも最も重要なユーザーを、実在する人物かのように詳細な情報をリアリティに設定したものです。
つまり人物像の設定の深さに違いがあります。
ターゲットもペルソナもサービスを利用するユーザーのことですが、ペルソナは実在するかのような架空の人物像を設定することで、
年齢や性別などに加え、行動や思考・趣味・家族構成や休日の過ごし方・ライフスタイルなどを詳細に設定したものになります。
なぜペルソナ設定が重要なのか
ずばり結論から言うと、
- ターゲットの求めているサービスを提供するため
- 一緒に働くメンバーが同じ顧客をイメージできることによる効率化を図るため
では、具体的に解説していきます。
①ターゲットの求めているサービスを提供するため
ペルソナを設定することで、価値観や行動特性を把握することができます。
これらを把握することでターゲットの求めるサービスを特定することができます。
また顧客自身が、気付いていない(あるいは主張しなかった)願望や不安なことを、サイレントマジョリティーまたは「声なき声」とも言います。
求められるものに加え、このサイレントマジョリティーを見出し解決することはサービスを提供する上でとても重要です。
ペルソナを設定することで、このサイレントマジョリティーを想像しサービス設計することが可能になるのです。
②一緒に働くメンバーが同じ顧客をイメージできることによる効率化を図るため
ターゲット設定だけでは、人によって想像する人物像に相違が出てくるかと思います。
ペルソナ設定で詳細な情報まで設定することで、メンバーが同じ顧客をイメージする事ができますよね。
そのため、社内の方針が明確になり方向性の統一がしやすくなります。
そうすることで、本当に効果的なサービスだけを打ち出すことができ、無駄な時間の削減による効率化が図れるでしょう。
実践してみよう
いかがでしたでしょうか?
これまで解説してきたように、ペルソナ設定はマーケティングにおいて非常に重要です。
マーケティング戦略がこれからの方・またすでに始動しているけど少し行き詰まっている方・もっと伸ばしていきたい方、
ペルソナ設定がまだであれば、一つの施策としてすぐにでも実践してみましょう。
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